家を売却する人必見!確定申告についてご紹介します!

「確定申告の流れがわからない」
「確定申告で準備すべき書類とは」
熊本市周辺でこのようにお悩みの方はいらっしゃいませんか。
確定申告は大事な手続きなので、しっかり把握しておきたいですよね。

そこで今回は、確定申告についての説明、確定申告の流れ、そして確定申告に必要な書類と記入方法について解説します。

確定申告の説明と必要性についてご紹介します!

□確定申告の説明と必要性についてご紹介します!

確定申告とは、年明けから年末までの間に得た所得の総額を所轄の税務署に申請した後、納税する手続きです。
給料以外に所得がない場合は、一般的な会社の場合年末調節の手続きを会社で行ってくれます。

そのため、確定申告をご自分でされたことのない方もいるかと思います。
不動産を売却するとなると、自分で確定申告をする必要があります。
給与所得以外の売却益を得た場合は、確定申告し忘れないように注意しましょう。

不動産売却後に確定申告が必要となるタイミングは、売却益が発生した時です。
売却益とは、売却金額から、取得費や、販売する際にかかった諸経費を差し引いて算出された収益です。
売却益は、課税譲渡所得として区別されるので、金額に応じて譲渡所得税を納める対象になります。

なお、確定申告の手続きは期限が決まっているので、忘れないように注意して下さい。

確定申告が不必要な場合もあります。
売却金額から諸経費や取得費を差し引いた時に収益を得られなかった場合です。

ただし、所得と不動産売却で出た損益を通算することで節税になる場合もあります。
よって、不動産売却で損益が出た際も確定申告すると良いでしょう。

□不動産売却後の確定申告の流れについてご紹介します

確定申告を行う手順は以下の通りです。

・書類の準備
・譲渡所得税の計算
・書類の記入
・税務署への申請
・納税完了

順を追って説明します。

書類の準備ですが、主に6つの書類が必要です。
書類漏れがあると、税務署が問い合わせの電話をかけてきますので十分に留意しましょう。
申告書類は、税務署の窓口で受けとるほか、国税庁のホームページから印刷もできます。
不足しているものがないか、担当者に確認してもらうと安心です。

続いては、譲渡所得税の計算に入ります。
譲渡所得税は、譲渡額から取得費、譲渡費用、特別控除を差し引いて算出した値に、税率をかけることで求められます。

税率は、不動産の所有期間によって変動します。
所有していた期間が5年以下ならば所得税は30パーセント、住民税は9パーセントです。
この区分を短期譲渡所得といいます。

所有していた期間が5年以上であれば所得税は15パーセント、住民税は5パーセントです。
この区分を短期譲渡所得といいます。

所有期間が10年を超える場合は、減額税率の対象になります。
6000万円を境に区分されます。
6000万円以下の部分は所得税10パーセント、住宅税4パーセントです。
6000万円を超える部分に関しては、所得税15パーセント、住宅税5パーセントです。

どの税率が適用されるのか確認して、正しく譲渡所得税を計算しましょう。

譲渡費用とは、不動産会社に仲介してもらう手数料、印紙税、立退料、解体などの損失額、違約金、名義所換料などです。
取得費は、不動産購入代金、建物の建築費用、購入手数料、登録免許税、印紙税、不動産所得税、他店の解体費用、測量費用、減価償却費、設備費用などです。

税率の計算が終われば、次は控除の確認です。
居住用の不動産であれば、売却時に3000万円の特別控除が適用されます。
控除額は1人につき3000万円です。

よって、夫婦で共有名義として所有していた場合は合計で6000万円の控除を受けられます。
課税譲渡所得が3000万円以内であれば、譲渡所得税が全額免除となるので、よく確認しましょう。

ここでようやく、書類の記入に入ります。
書類への記入が済み次第、納税している地域が所轄する税務署に提出します。

期日はその年によって違います。
通例は2月中旬から3月中旬なので、確定申告の時期が来たら税務署や国税庁のサイトで確認しましょう。

□確定申告に必要な書類と記入方法とは?

確定申告に必要な書類は以下の通りです。

・確定申告書第一表、第二表
・申告書第三表
・譲渡所得の内訳
・売却契約書のコピー
・建物・土地の登記事項証明書
・領収書

また、3000万円控除を受けたい場合は、住民票除票が必要です。
特定居住用財産の買換え特例を受ける際にも、書類を追加する必要があります。
住民票、登記事項証明書、売買契約書、買換え資産の証明書、買い換え特例の適用に関する届け出、代替資産の取得期限延長承認申請書などです。

少し複雑な部分なので、担当者によく確認をとってくださいね。

記入方法は、国税庁のホームページにある確定申告書作成コーナーを参照すると良いでしょう。
画面案内に沿って入力すると、納税額を自動計算してくれますよ。

確定申告に必要な書類と記入方法とは?

□まとめ

以上、確定申告についての説明、確定申告の流れ、そして確定申告に必要な書類と記入方法についてご紹介しました。
確定申告は、とても大事な手続きなので、この記事を参考にして、失念のないよう気をつけましょう。
熊本市周辺にお住まいで、確定申告についてより詳しく知りたい方は、お気軽にご相談ください。

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