家を売却する方へ!相場を築年数で分けてご紹介します!

「相場の調べ方がわからない」
このようにお悩みの方はいらっしゃいませんか。
戸建ての売却相場を知っておくと、見積もりの判断材料になるので安心ですよね。

そこで今回は、相場の調べ方、築年数別の相場について解説します。
また、築年数が5年程度の家を高く売る方法もご紹介しますので、該当する方は参考にしてみてくださいね。

戸建て住宅の売却相場を調べる方法とは?

□戸建て住宅の売却相場を調べる方法とは?

戸建て住宅を売却する際、相場を把握しておくと、売却金額の見積もりを出された際に妥当かどうかの判断ができます。

調べ方としてまずご紹介しますのは、レインズという不動産会社向けのネットワークです。
売り出されている物件やその物件の成約価格を調べることができます。

不動産取引価格情報検索でもお調べいただけます。
不動産取引価格情報は、国土交通省が不動産の取引当事者にアンケートを募って情報を元にしています。
公表する際は物件の特定ができない状態に加工しています。

データは3か月ごとに集計をとり、4か月の時間をとって公表されます。
国土交通省の検索サイトのトップページを開くと、左側に検索条件が並んでおり、取引時期や物件の種類、地域を選択して検索にかけられます。

取引時期は過去5年間までなら見られます。
戸建て住宅の取引価格を調べたいときは、物件の種類を「土地と建物」として検索にかけると出てきます。

どの方法も、インターネットで簡単に出てくるものなので、ぜひ調べて相場を正しく把握しておきましょう。

□築年数ごとの相場をご紹介します!

やはり、築年数が長いほど、住宅としての価値は下がります。
特に木造住宅の場合は20年で住宅としての価値がかなり少なくなるとされています。

例えば住宅の価格が2500万円のものならば、20年後には200万円から高くても30万円になるでしょう。
住宅価格の下落スピードは、購入時から10年までの間が最も急速で、10年でその価値は半減します。

10年から20年の間でその下落速度は緩やかになっていき、21年もすればその後は大きく下落しなくなります。
新築住宅の売り出し価格は、住宅分譲業者が仕入れた土地の価格に住宅の建築費だけでは決まりません。

他にも付属設備費、販売にかかった費用、分譲業者の利益を上乗せした額で決まります。

そのため、新築住宅は、中古住宅に比べて支払う諸費用が多くなります。
それでも、今まで誰も住んだことのない自分の住宅に住みたいという思いから新築住宅を購入する方が多いです。
結果的に、新築住宅の相場は、周辺住宅の相場よりも1~2割ほど高くなります。

一方で、中古住宅の価格は周辺住宅の取引相場に基づいて決まります。
住宅のグレードや周辺環境によっても価格に変動はありますが、原則としては中古住宅市場の相場通りです。

この新築住宅と中古住宅の扱いの差と、新築住宅の価格が相場よりも高いことが相まって、築10年ぐらいまでは価格下落のスピードが速くなります。

築11年から20年までは、相場の決め方は同じです。
よって、住宅の劣化状況に応じて緩やかに下落していきます。
また、最近の住宅は建材の質や建築技術が高くなっているので、11年から20年程度なら十分快適に暮らせます。
相場が変わらないことと相まって、緩やかな劣化進行とともに価格も少しずつ下落するでしょう。

ただし、劣化するのは住宅自体だけではありません。
給湯器やビルトイン冷暖房機といった設備は、経年劣化しやすいです。
設備の補修や交換を怠らないことで、住宅の価値下落を抑えられます。

20年以上経過した木造一戸建て住宅については、価値が新築当時の10分の1程度になります。
税務会計上では、減価償却費を計上する際、22年で価値をゼロとみなすように規定されています。
木造住宅の法定耐用年数が22年になっていることが主な原因として挙げられます。

家の築年数が20年を超えたものに関しては、金融機関が担保として評価する際に非常に低く見積もるでしょう。
その結果、住宅を担保にした融資が認められにくくなるので、築年数が20年を超えた住宅は価値がないとされています。

□築5年ほどの家を高く売る方法についてご紹介します!

築5年となれば、まだ新築してから間もないころなので、高く売れる気がしますよね。

しかし、先ほども申し上げた通り築10年までに住宅の価値は急速に下落します。
そこで、以下では築5年の住宅をできるだけ高く売却する方法についてご紹介します。

まずは、相場の下調べをして、適正価格で売り出すことです。
そうすることで、買手が現れる範囲内での最高額で売却できます。

また、戸建て住宅の販売に力を入れている不動産会社を利用することも大事です。
中古物件を売却するコツを教えてもらい、ポイントを押さえた売却をしましょう。
戸建て住宅の取引実績を見れば、得意かどうかが一目瞭然ですよ。
他にも、査定金額の根拠を明確にしているかどうかで、不動産会社の信頼度が変わってきますので、詳しく質問しましょう。

見栄えも大事なポイントです。
ハウスメーカに依頼して清掃したり、ホームステージングを利用してモデルルームのような演出をしたりすると良いですよ。

築5年ほどの家を高く売る方法についてご紹介します!

□まとめ

以上、相場の調べ方、築年数別の相場についてご紹介しました。
売却額の見積もりを出された際、今回の記事を参考にして相場と比較してみてください。
また、築年数が5年程度の家に該当する方は、今回の記事を参考にして高く売却しましょう。
熊本市周辺にお住まいの方は、お気軽にご相談ください。

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