空き家の放置にはどんなリスクがある?空き家をお持ちの方必見です!

「なぜ空き家を放置してはいけないのだろう」
「空き家の処分方法について知りたい」
このようにお考えの方は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、空き家放置のリスクと空き家の処分方法について解説します。
空き家をお持ちの方はぜひ参考にしてください。

空き家を放置するとどんなリスクがある?

□空き家を放置するとどんなリスクがある?

空き家を放置するのは危険と耳にしたことがある方は多いと思います。
しかし、なぜ放置してはいけないのかわからないですよね。
そこでまずは、空き家放置のリスクについて解説します。
ぜひお役立てください。

1つ目は、放火犯に狙われやすいからです。
放火される家の特徴としては、可燃性のものが置いてある、人の目に触れにくい、燃えやすい構造になっているなどがあります。
これらの条件は放置された空き家に当てはまることが多いです。
空き家は放火犯の格好の餌食になるため注意が必要です。

2つ目は、倒壊リスクが高いことです。
一般的に、空き家は古いものが多く、耐震基準の改正前に建てられたものがほとんどです。
旧耐震基準で建てられたものは倒壊リスクが高いため、積極的な補強が必要になります。

3つ目は、建物の老朽化が進みやすいことです。
建物は人の出入りがあることで、空気が入れ替わって無駄な湿気が出ていきます。
しかし、人の出入りがない状態がずっと続くと、急速に建物が老朽化してしまいます。
物件の価値を下げないためにも、空き家は放置しないほうが良いです。

4つ目は、固定資産税を支払い続ける必要があることです。
不動産を所有している場合には、固定資産税や都市計画税を支払わなければいけません。
納税額は建物の価値などで変わりますが、場合によっては年間で100万円を超えることもあります。
無駄な出費は防ぎたいと思いますので、すぐに対処するのがおすすめです。

5つ目は、野生動物や犯罪者の住みかになることです。
空き家が遠くにある場合、いつ誰が忍び込んだとしてもわかりません。
もしかしたら、逃亡中の受刑者が住みつく可能性もあります。
予期せぬトラブルに巻き込まれることもあるので、空き家の放置は危険です。

□空き家の処分方法をご紹介!

ここまでは、空き家を放置してはいけない理由について解説しました。
次は、空き家を処分する方法を3つご紹介します。
それぞれについて説明するので、ぜひ参考にしてください。

まずは、売却することです。
空き家を処分する際に最も一般的な方法として売却があります。
空き家を手放す代わりに、対価となるお金を得られるのは非常に大きなメリットですよね。
また、状況に応じてすぐに売却をスタートすることも可能です。

ただし、「売却」と一口に言っても様々な方法があります。
具体例としては、リフォームしてから売ったり、更地にしてから売ったりなどです。
それぞれにメリットやデメリットがあるので、詳しく知りたい方は当社のような不動産会社にご相談ください。

次は、第三者に無償で譲渡することです。
売買価格がゼロなので買い手が見つかりやすいですし、早めに処分できればメンテナンス費や固定資産税を支払わなくて済みます。
ただし、無償譲渡なので得られるお金はありません。
そのため、売却できなかった場合の選択肢として考えるのが良いでしょう。

最後は、有効活用することです。
これは空き家を解体する、もしくはリノベーションして有効活用する方法です。
上手に活用できれば、家賃収入や駐車場収入などを持続的に得られます。
ただし、経営するためのノウハウが必要だったり、立地によっては収入にならないこともあったりします。

□空き家を処分する際にかかる費用について

最後に、空き家を処分する際にどのくらいの費用がかかるのかについて解説します。
ぜひ参考にしてください。

まずは、空き家をそのまま売却する場合です。
建物付きで売る場合は、家の中にある家具などは所有者が処分する必要があります。
費用は3LDKの家で、17万円から50万円ほどを想定しておくと良いでしょう。

また、空き家の価値を高めるためには、ハウスクリーニングが欠かせません。
それは家自体が古かったとしても、家の中がきれいだと買い手も買いたいと思うからです。
ハウスクリーニングの費用としては、家具などがなければ4LDKの広さで5万円ほどです。
これら以外にも、不動産会社の査定料や仲介手数料がかかることを知っておきましょう。

次は、空き家を更地にしてから売却する場合です。
取り壊し解体費用としては、木造であれば1坪あたり4万円から5万円ほど、鉄骨造であれば1坪あたり6万円から7万円ほどかかります。
解体費用だけでなく、不動産会社への仲介手数料もかかります。
ただし、これらはあくまでも目安ですので、依頼する会社によって異なります。
情報を正しく把握するためにも、まずは当社のような不動産会社にご連絡ください。

空き家を処分する際にかかる費用について

□まとめ

この記事では、空き家放置のリスクと空き家の処分方法について解説しました。
また、空き家を処分する際にかかる費用についてもご紹介しました。
なぜ空き家を放置してはいけないのかおわかりいただけたと思います。
熊本市周辺で空き家をお持ちの方は、ぜひ当社までご相談ください。

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