不動産売却をする理由とは?メリットやデメリットと併せて解説します!

「不動産を売りたいがどういうメリットがあるのか」
「今売っていいかわからない」

不動産売却をお考えの方で、このような意見を持っている方が多いと思います。
今回はそんな方に向けて、不動産売却のメリットとデメリット、売却すべき不動産とその理由を解説していきます。
ぜひ参考にしてください。

不動産売却のメリットは?

□不動産売却のメリットは?

不動産売却には、主に金銭面でのメリットが多いです。
大きく分けて5つあり、それぞれ紹介します。

1つ目は、不動産売却で得られる売却益です。
これが一番大きなメリットといっても過言ではないでしょう。
資産として保有している不動産を、現金に換えられます。

2つ目は、ローンの完済ができる点です。
売却益で残りの住宅ローンを一括返済すれば、銀行保証料が手元に戻り、加えて利子負担も無くなります。

3つ目は、買い換えができる点です。
今保有している不動産を売却し、その売却益で他の不動産への買い換えができます。
例えば、家族が増えて、今住んでいる家では狭いので引っ越しをしたい場合に最適です。
他にも、保有している不動産が高値で売れそうなので売ってしまい、相場の高そうな他の不動産を買うケースもあります。

4つ目は、税金の軽減です。
不動産を保有していると、そこに対して固定資産税や都市計画税といった税金が課せられます。
たとえ使用していなくても持っているだけで払わなければなりません。
もし不動産を全く使用していない場合は、売却することで税金にかかるお金を節約できます。

□不動産売却のデメリットは?

もちろん不動産売却はメリットだけではありません。
それではどんなデメリットがあるのでしょうか。

1つ目は、売却の際に仲介手数料やその他費用がかかることです。
不動産を売却すると、不動産会社に対して仲介手数料が必要になります。
他にも、印紙税や測量費といった費用もかかります。
そして売却益に対して、譲渡税が課せられることもあります。

2つ目は、住み替え費用に注意する必要があります。
売却予定の不動産に住んでいる場合、購入予定の方の内覧までに、部屋をきれいにして引き渡しまでに他の住まいを見つけなければなりません。
もちろん、引っ越しの費用も必要になります。
もし、売却益を手にする前に新しい不動産を購入すると、ダブルローンが起こってしまう可能性もあるので注意しましょう。

3つ目は、すぐに売却できるわけではない点です。
買い手が見つからない限り、不動産を売却できないですよね。
自分で売れそうと思ったタイミングでも、なかなか売れないことがあります。

4つ目は、売却価格が異なる点です。
不動産は時期によって価格が常に変動しています。
時期によってはもともとの価格より、大幅に損をしてしまう可能性があります。
以上の理由から、売却のタイミングにはかなり注意する必要があります。

5つ目は、相続税が高額になる点です。
保有している不動産が相続されたものの場合、相続税が課せられます。
不動産として相続されると、現金の時に比べて相続税は低くなります。
つまり、不動産を売却し現金に換えてしまうと、相続税の額が増えてしまうのです。

□売却するべき不動産とその理由とは?

不動産売却のメリットデメリットはおわかりいただけたかと思います。

しかし、実際に不動産を売った方が良いのか、それともそのまま保有しておく方が良いのかがわからない場合もあると思います。
ここでは売却するべき不動産の特徴と理由を3つ紹介していきます。

1つ目は、空き家になっている不動産です。
理由としては、経年劣化によって価値が下がるかもしれないからです。
住んでいる人がいないため、清掃が行き届かず、これによって老朽化が進み倒壊する危険性もあります。
もちろん不動産を保有しているだけで税金もかかるので、空き家を持っているだけでかなりの負担になっている可能性があります。

2つ目は、競合不動産の環境が良くない場合です。
つまり、競合している不動産が多かったり、価格が安かったりする場合があてはまります。
競合不動産が多いと、価格が下がる傾向にあり、不動産を所有しているエリアの相場が安ければ、その相場内で不動産の価格が決められます。

相場が低ければ、買い手は予算の中でコスパが良い方を選ぶため、相場と同じくらいかこれよりも低い価格でないと売れません。
不動産の価格が安いからと言って、売るのを渋るのはやめておきましょう。
価格が安くても、相場と不動産の額を比べて売却することをおすすめします。

3つ目は、相続で節税したい場合です。
不動産を売買すると譲渡所得税と呼ばれる税金を払わなければなりませんが、相続においては相続税を節税できる方法があります。
不動産を現金化せずにそのまま相続し、相続後の定められた期間内に売却すると、税負担を減らせます。
また、相続人が1人の場合にも節税対象になります。
これらの特例を満たして売却すると、節税できるのでおすすめです。

売却するべき不動産とその理由とは?

□まとめ

不動産売却はやり方や理由次第では、メリットの方を多く得られます。
ぜひ当記事を参考にして不動産売買をしてみてください。

熊本市周辺で不動産売買をお考えの方がいましたら、お気軽に当社にご連絡ください。
無料で相談でき、不明な点があっても即日対応いたします。

 

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